Webサイトは一度制作して終わりではありません。
企業の成長・発展とともに情報を更新、コンテンツを魅力的に改修していく表向きのメンテナンスはもちろんですが、サーバー関連やシステムのバージョン管理など、スペック面・セキュリティ面でWebサイトを問題なく閲覧、利用できるように定期的にメンテナンスをしていくことも必須の作業です。
今回は、Webサイトのメンテナンスの主な項目について解説をし、メンテナンス(保守)の必要性をお伝えできればと思います。
Webサイトのメンテナンスは大きく3つの項目に分類できます。以下、順に解説をします。
・レンタルサーバー・ドメインの更新
・メールアドレスの管理(作成・削除)
・PHP、MySQLなどのバージョン管理
WebサイトでPHPやMySQLなどのデータベースを使用している場合は、最適なバージョンを使用することで、セキュリティ対策だけでなく、表示速度の向上などの効果があります。
・SSLの更新
サイト運営者とユーザーとのやりとりを暗号化して安全に行えるようにするもので、GoogleChromeでは、SSL対応されていない場合『保護されていない通信』と警告表示されるため、近年需要が高まっており、セキュリティ対策でも重要な対策となっています。
・CMS、プラグインのバージョンアップ
日々の更新にWordPressなどのCMSで更新している企業様も多くあります。
特にWordPressは利用者も多く、非常に便利なCMSでありますが、その反面、第三者からの不正アクセスやハッキングなどのリスクもあり、セキュリティ対策は必須になります。
セキュリティバージョンアップも定期的にリリースされるため、可能な限り最新バージョンで利用することを推奨します。
・CMS、プラグインの脆弱性対策
こちらもバージョンアップと同様で、問題があってから対応したのでは手遅れになる場合もありますので、情報を素早く正確に収集し、日々適切な対応が求められます。
・画像やテキストの更新
・WordPressなどのCMSの運用サポート(操作説明)
・緊急時のWebサイト復旧対応
サーバートラブルやCMSのエラーなどでWebサイトが閲覧不可の状態になってしまうことが稀にあります。
レンタルサーバーの不具合の場合は、時間が経過すれば復旧するものもありますが、ほかに原因がある場合は、原因を特定し、適切に対処しなければなりません。
例えば、セキュリティ対策だからとPHPやCMSのバージョンをむやみに上げてしまうと、Webサイトの挙動に不具合が出る場合もあります。そうならないように事前にバージョンアップに対する挙動検証を行い、適切なバージョン管理を実施することで、安心・安全にWebサイトを利用できるようにする必要があります。
サーバーは『土地』で、ドメインは『住所』…などWebサイトは『家』に例えられることがよくあります。
家は日々の掃除や適切なメンテナス、修繕を繰り返し、人が安心して生活できる状態を維持できます。
掃除やメンテナンスをせずに放置すると、最終的には生活ができない状態になってしまいます。
Webサイトも同じで、放置続けるとユーザーが離れてしまうだけでなく、セキュリティリスクに侵され、最悪の場合はサイトの閉鎖やユーザーに悪影響が出てしまうケースもあります。
Webサイト運用は、適切なメンテナンスを継続していくことで、不正アクセスやハッキングなどのセキュリティ対策はもちろんのこと、サイトの表示速度の改善、定期的な更新で情報を日々更新していくことが、結果として検索順位の維持や向上へとつながります。
コモテックでは、お客様のご要望・予算感に合わせた保守プランを提案し、Webサイトをより安全・効果的に運用していくお手伝いをしておりますので、是非お気軽にご相談ください。
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