ウェブアクセシビリティとは、すべての人がウェブサイトを利用できるようにすることです。年齢や体の状態に関係なく、誰でも情報やサービスを使えることを目指します。
今の時代、ウェブサイトは大切な情報源であり、生活に欠かせないものになっています。多くの人がパソコンやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスを使ってウェブにアクセスしています。しかし、ウェブサイトがアクセシビリティに配慮されていないと、特定の人々が必要な情報を得られなかったり、サービスを利用できなかったりすることがあります。特に災害時には、重要な情報にアクセスできないと危険な状況にもなりかねません。
だからこそ、すべての人が安心してウェブサイトを利用できるように、ウェブアクセシビリティを確保することが必要です。
ウェブアクセシビリティが実現されたサイトのメリットは以下の通りです。
★すべての人に使いやすいウェブサイトになる。
★さまざまなデバイスで快適に利用できる。
★検索エンジンにも内容が理解されやすくなり、検索結果が向上する。
結論から言うと、2024年10月現在時点では「ウェブアクセシビリティ対応が義務化される」というのは誤解です。義務化されるのは「障害のある人への合理的な配慮を提供すること」です。
「合理的配慮」とは、障害のある人が社会でのバリアを取り除くために必要な対応を求めたときに、負担が少ない範囲で行うことを指します。
ウェブアクセシビリティに配慮するための具体的な例は以下の通りです。
★画像には内容を説明する代替テキストをつける
★キーボードだけで全ての機能にアクセスできるようにする
★操作に時間制限を設けない
★情報を伝える際には、色や太さだけでなく、複数の方法を使う
★スクリーンリーダーで読み上げたときに意味が通じる順序にする
★見出しを使って各セクションを分かりやすくする
★文字と背景の色のコントラストを十分に保つ
★文字サイズを変えても内容が読みやすくする
★ページのタイトルを適切に設定する
★リンクを分かりやすく表現する
★ナビゲーションを一貫性のあるものにする
★同じ機能には同じ名前をつける
ウェブアクセシビリティ対応の流れは以下の通りです。
(1)アクセシビリティの方針と内容を決める
(2)ガイドラインに沿って対応を行う
(3)アクセシビリティ方針を公表する
(4)試験を行い、その結果を公開する
(5)継続的に運用する体制を整える
ウェブアクセシビリティについての説明や具体的な対応方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?ご質問やお手伝いできることがあれば、いつでもご相談ください。
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